症例検討会 2010.4.2
茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。
先週金曜日、4月2日は、月に一回の症例検討会を行いました。
歯科衛生士が、自分の担当患者さんの中から
勉強したいテーマを見つけ、発表してもらっています。
「歯周病はどんな病気かご存じですか?」
当院では、歯周病の検査を始める前に、歯科衛生士が必ず患者さんに尋ねます。
歯茎が腫れる、
歯茎から血が出る、
歯茎がやせてくる、
歯がぐらぐらする・・・等々
病気の1症状をお答えになる方がほとんどで、病態を理解されている方は
少ないのが現状です。
「歯周病とは、歯周病菌による感染症です」
ですから、治療法は歯周病菌を減らして、住処をなくす事。
非常にシンプルなのです。
しかし、「言うは易し、行うは難し」であるケースが多い。
その原因の1つが、
今回の発表のテーマにあるような
咬合や喫煙、生活習慣等の歯周病の進行に関与する
修飾因子たちなのです。
患者さんにより、歯周病の進行に関連した修飾因子は様々なため、
こういった検討会を行い、少しでも
口腔内を見る目を養っていければと思っております。
昨日、日曜日は羽田空港まで家族を迎えに行ってきました。
家族連れであふれかえった空港を見て
世の中は、春休みだったことに気付きました・・・。
桜もいつの間にか、散り始めていたようで・・・。