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ふるさと富士 vol.1  大山(だいせん)

  CIMG0678.JPG茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

寒いー、花粉症がー、乾燥してお肌が。。。

立春も過ぎ、暦の上では春に向かっていますが

やはり2月は寒く、憂鬱に感じている方も多い事でしょう。

ただ、この時期はとにかく空気が澄んでいて

遠くの景色や星を見るには絶好の季節です。

 

写真は昨日日没直後の、茅ヶ崎から見た富士山。

「ふーじは日本一の山~」 と歌詞にもありますが

高さ、形、美しさ、存在感全てにおいて日本を象徴する山です。

 

ところで、日本全国には「〇〇富士」とよばれる

ご当地富士が約220もあるそうです。

全国の方々が、自分の地域を象徴する山に

「〇〇富士」と愛称を付けたくなる気持ちは私にも分かる気がします。

自分の街から象徴的な山が見えるのはうれしいものです。

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                                                        大山  (富士市 オフィシャルホームページより)

「〇〇富士」のなかに、いくつか思い出に残る山があります。

その中でも一番好きな山、

「伯耆富士(ほうきふじ) 正式名称:大山(だいせん)」

を少し紹介したいと思います。

 

鳥取県西部にそびえる標高1711メートルの中国地方の名峰。

父親の実家が米子市近郊のため、幼少の頃から毎年遊びに行っていた

なじみのある山です。

本家富士山とは異なり、見る方向によって様々な表情をみせてくれますが、

日本海側の米子市から見る大山の雄姿が特にすばらしい。

 

又、大山から流れ出す川とその流域の自然環境が最高なのです。

日本全国で最も人口の少ない鳥取県。

裏を返せばそれだけ自然が沢山残されているという事です。

 

大山自体が海からさほど遠くない位置にあるため

川の源流から、中流域、下流域、河口に至るまでほとんど手を加えられていない

自然河川が数多く残されており、そこにはネイティブで美しい渓流魚が

沢山生息しています。 (・・・結局はつりの話になりました。)

・・・お気づきの方もおられるでしょうが、登山の習慣のない私にとって、

山の評価基準はそこを流れている川になります。

流れる水の色・温度・におい、生息する魚の種類、艶や体型、石の裏についている川虫の種類、

夕方から飛び出すカゲロウなどを見れば、

その川の源である山の豊かさは自然と肌で感じられるものです。

(長年渓流を歩いている人にはわかる感覚だと思います。)

 

豊かな山と川に育まれた鳥取県の自然は 、

非常に多様ながらも身近で遊びやすい印象があります。

多分中国山地の、なだらかで丸みを帯びた山々が

そんな印象を与えるのでしょうか。

都市中心部からすぐ近くに、豊かな山も河も湖も海も温泉もあります。

おいしい物も沢山あります。

あー、遊びに行きたくなってきました。。。

 

今後も、お気に入りのご当地富士を

偏った評価基準でご紹介したいと思いますのでお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.2  症例検討会

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茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

本日第1金曜日は、症例検討会の日。(と言ってもまだ2回目ですが・・・。)

プレゼン10分、ディスカッション15分にて

歯科衛生士2名に発表してもらいました。

 

彼女達にとっては初めてのプレゼン。

パソコン操作にも不慣れで、Power Point やPhoto Shop の

操作方法練習からのスタートでした。

 

1ヶ月間熱心に取り組んだ成果は、発表内容によく現れていたと思います。

患者さんがドクターには直接言いづらいような本心や疑問。

現在の口腔内環境に大きく関与しているであろう

生活背景や治療の既往歴等の情報を

患者さんからよく聞き出す事が出来ていました。

「問診の重要性」

開業当初から、スタッフにはしつこく、繰り返し指導している事です。

重要性を理解するには時間と経験が必要で、私も未だ毎日勉強ですが、

人前で発表する経験は大きく進歩できるきっかけとなったようです。

 

医療はサービス業と言われて久しい現在。

サービスの内容は人により捉え方は千差万別でしょう。

タニモト歯科クリニックでは、常に患者さんの期待に応えられるように、

親身でオーダーメイドの治療を提供できるように

ハード面だけではなく、ソフト面も常に進化していきたいと思っています。

 

IMG_0275.JPGのサムネール画像

 

ハード面では・・・。

患者さんがお口の中の状況をより理解しやすいように

口腔内カメラを導入しました。

 

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親知らずが虫歯ですねー   (関係者の口腔内です)

IOD (インプラント オーバー デンチャー)

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茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

昨日、日曜日はクリニック休診日。

東京国際フォーラムにて行われた、学術講演会に行ってきました。

「義歯難症例に対してインプラントと義歯を併用する」という内容で

専門用語でいう、インプラントオーバーデンチャー(IOD)に関するものです。

 

演者は

大阪大学教授の前田先生

総義歯で有名な阿部先生

埼玉県川口市で開業されている亀田先生(私が昨年7月まで5年弱勤務していたクリニックの院長先生です。)

インプラントというよりは、義歯や歯周補綴色の強い先生方です。

 

インプラントと言うと、昨今は良くも悪くも話題になりますね。

基本的には歯を失った場合の治療方法として

一般的なブリッジや入れ歯に比べて利点も多く、

それらを回避するための治療方法といっても良いでしょう。

使い方と適応症を我々歯科医師が見極め

患者さまも、その特徴を熟知されたうえで行えば非常に効果的な治療方法です。

が、今回のIODは入れ歯とインプラントの

2つの治療方法を併用したものなのです。 

入れ歯を回避するのではなく、インプラントを利用して

さらによく噛める入れ歯を目指そうというコンセプトです。

 

大学卒業後すぐにインプラントに触れる機会の多い現在では、

習得に非常に時間がかかる入れ歯を熱心に学ぶ先生の数が

減っているようです。

このIODも、

入れ歯に自信のない先生のための救世主的治療方法なのでは? 

と講演を聞く前までは思っていたのですが、それは間違いでした。

IODを成功させるためには、入れ歯や歯周病を極めなければならない。。。

これが、本日の講演を聞いて私が感じた結論です。

 

毎月参加させてもらっている、てんとう虫スタディグループには

染谷先生、村岡先生等 (以前は阿部先生も・・・)

入れ歯のスペシャリストの先生や

歯周病、インプラントでご高名な先生も全国から多数参加されています。

当院に来てくださった患者様が

何でもおいしく食べられるように

自己研鑽に励みたいと思います。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

待合室改造計画 Vol.2 「キッズスペース」

 IMG_0124.JPGのサムネール画像    

 

茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

場所柄、お子様をお連れの患者様が多く、

前々から要望がありましたが

やっと待合室のキッズスペースをリニューアルいたしました。

緊張しているお子様が少しでもリラックスできるように、

お母様の診療中、楽しく待っていられるように、

絵本やおもちゃ、DVDなども用意しました。

通常は 「かもめ食堂」 が流れている当院ですが、

お子様が待っているときは

「あんぱんまん」が一番人気のようです。

 

家でも職場でも「あんぱんまん」・・・・・。

 

お子様からお年寄りの方まで

地域のかかりつけホームドクターを目指し

今後もいろいろと工夫していきますね。。。

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まだまだ寒い季節ですが、

クリニック前では色とりどりの花が、

目を楽しませてくれています。

春になったらまた何を植えようか計画中。

knot (ノット)

       茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

何事にもスピードと効率化を求める時代。

少々違和感を覚えているのは私だけではないでしょう。

北海道から九州まで2000km程度のこの狭い国日本。

立ち止まって周りを良く見ると解決できる事が沢山あるのでは?

         ちょっと疲れているのかもしれません・・・(笑)

 

最近のマイブームは 3knot。

knot(ノット)とは速度を表す単位で、船や飛行機によく使われる単位ですね。

三浦半島の秋谷にある一風変わったイベントを開催しているアウトドアショップの名で、

 `さぼり` をキーワードに周辺地域で活動されているようです。http://www.3knot.com/about.html

子供が小さいので、まだイベントに参加した事はないのですがそのコンセプトが

非常に私好みなのです。

 

昨日、24日の日曜日はクリニック休診日。

ショップのホームページ等に出てくる写真を頼りに

家族4人でいざ秋谷へ。

道のり約5kmを4時間程かけてのんびり歩いてきました。

3knot = 約5.5km/h  なので1knot以下のかなりのんびりツアーです。 

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鮎の生息する前田川。

渓谷とまではいかないものの、期待以上の清らかな流れに癒されました。

丘陵斜面には、菜の花や梅が咲き、1月とは思えない光景が広がります。

春を先取りです。

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CIMG0547.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長者ヶ崎を丘の上から眺める。

車で走っているときには味わうことのできなかった

生命の伊吹を体いっぱい感じる事ができました。

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 診療がんばるぞー!

何事もメリハリが大切です。