こんにちは
茅ヶ崎東海岸北の歯医者
タニモト歯科クリニック歯科衛生士の瀬川です
8月に入りまだ数日ですが梅雨が明けて急に夏の日差しを感じるようになりましたね
私は最近保護された子猫を引き取り、お家に迎えました
猫と暮らすのは初めてなのでわからないことだらけですが
毎日家に帰ると可愛い猫が待っているのはとても幸せです
そんな猫ちゃん、実は虫歯にならないということを皆さんはご存知ですか?
人の口の中は通常pH6.8〜7.0で弱酸性から中性ですが
猫はpH7.5〜8.5 つまり弱アルカリ性なのだそう
虫歯は虫歯の原因菌が出す酸によって歯が溶けていく病気
弱アルカリ性の猫の口の中では虫歯は発生しづらいのです
また、猫の歯は人間と比べて尖っていてツルッとした形で
溝に細菌が溜まりやすい臼歯の形状をしていないことも関係しているのだとか
虫歯にならないとは羨ましい限りですが、
逆に歯周病のリスクがとても高い要因にもなっているそう
アルカリ性の口の中では、プラークが1週間で歯石に変わってしまうため
猫は3歳以上の約8割が歯周病だそうです
人も猫も歯周病が進行すると歯茎が腫れ、歯がグラグラになり
痛みなどから食事がしづらくなって、最終的には抜くしかなくなってしまいます。
飼い主が無理にでも磨かなければ歯周病を避けられない猫と違い
私たちは自分の意思で歯周病を避けることができます
人は歯周病のみならず虫歯のリスクもありますので
日頃のセルフケアと定期的な歯科受診を心がけましょう⭐︎