歯の衛生週間イベントを終えて
茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。
先週日曜日、茅ヶ崎歯科医師会主催の
歯の衛生週間イベントに参加してきました。
梅雨のはしりで、あいにくの雨模様でしたが、市民の方々に
多数お越しいただきました。
私が担当したのは、唾液検査。
ガムを噛みながら、5分間唾液をためてもらい
その 「量」 と 「質」 を検査するのです。
唾液には様々な効果がありますが
その中でも、虫歯のリスクに密接に関係しているのが
「唾液の緩衝能」 といわれるもの。
食後、酸性(虫歯になりやすい状態)になった口の中を
中性(虫歯になりにくい状態)に戻す大事な働きです。
虫歯になりやすい方、なりにくい方がいるのは
皆さんもご存じだと思いますが、
その一端をになっているのが、この能力の優劣。
この日、1日で老若男女数十人の唾液を摂取して
調べましたが、この能力にここまで個人差があるとは
正直驚きでした。
今後、より効果的な虫歯予防指導を行えるように
さっそく、唾液検査の新たなシステムの導入を
当院でも計画しております。
茅ヶ崎歯科医師会に入会後、診療後の委員会の集まり等で
時間的な制約も多々ありますが、
このように、市民の方々と接し、お役に立てる事は
歯科医師冥利に尽きる事です。
地域のために、そして当院の成長のためにも、
今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。