VW 今昔 茅ヶ崎 歯科
茅ケ崎東海岸の歯医者
タニモト歯科クリニック院長の谷本です。
久々に海でのんびり、と考えていた日曜日。
が、朝から冷たい雨模様。
予定変更で、お台場で行われていた
VW Jamboreeに行ってきました。
10年ほど前、ワーゲンバスを購入した頃は
様々なイベントに参加していましたが
今回はかれこれ7~8年ぶり。
何故行かなくなったのだろう?
興味がなくなったのか、飽きたのか
忙しいからか、他に熱中していることが
あるからなのか?
色々考えてみて一番腑に落ちる感覚は
「普通になったから」。
買った当初は、うれしくて、特別で
色々と手を加えたり、写真をたくさん撮ったり・・・。
今はというと、特別感は全くなく
相棒になった。
ライフスタイルの一部に定着していて
今後も長い付き合いになりそうだ。
VWは排ガス規制問題で、信頼を完全に失ってしまった。
車に限ったことではないが、もの作りの原点はやっぱり
作っている当人が楽しめる事だと思う。
自分が作った車を笑顔で運転している人々の姿を思い浮かべる。
自分が作った家に、家族が笑顔で生活している姿を思い浮かべる。
自分が作った入れ歯で、なんでもおいしく食べている患者さんを思い浮かべる・・・笑
もの作りの価値観の変化、評価の多様性は時として、
本当の目的を見失わせるのであろう。
難しい時代だと思う。
VWにはもう一度原点に戻って、車づくりを楽しんでもらいたいと切に思う。
そして相棒と呼べるほど愛される車が一台でも多く世の中に残ってほしい。