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茅ヶ崎市の将来                茅ヶ崎 歯科

茅ヶ崎東海岸の歯医者

タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

皆さんはお花見に行きましたか?

天気が悪い日が続いていたので

曇り空のしたで、という方も多かったと思います。

 

ところで、毎年思うのですが

ここ茅ヶ崎、特に海側の東海岸界隈で生活していると

季節の移り変わりに疎くなる。。。

春夏秋冬は勿論ありますが、どうも他地域に比べその

メリハリが少ない気がします。

 

先週の日曜日、家族を迎えに羽田空港まで車で走った道中でも

東京や横浜市内では、そこかしこで桜が咲いているのに

茅ヶ崎に戻ってくると、あまり見かけない。

これは気候だけの問題ではない気がします。

 

 

数日前、茅ヶ崎市の服部市長が、2060年の茅ヶ崎市の

人口ビジョンについて話している映像をテレビで見て、

市民にとって住みよい街とは何だろう、などと漠然と

考えてみた。

 

茅ヶ崎の魅力は海に尽きるが、

海そのものよりも、海があることによる温暖な気候だったり

街の魅力に誘われて住んでいる人々が作り出す文化だったりが、

魅力だと私は感じている。

ただ、どうもそんなイメージに甘えすぎていて

実態はそんなに楽観的でいられないような気がしてならない。

 

 

 

季節感のなさも、正直計画性のない街づくりに起因しているのではないだろうか。

大きな公園もなく、街路樹もなく、自然を感じられるのは

大きな個人宅の庭の樹木。

 

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それさえも、ものすごいスピードで失われている。

つい数か月前には、樹齢100年はあろう松の木が幾本もそびえ

黄色い花を一面に咲かせるミモザの大木があった邸宅あとには

4分割された分譲地・・・。

 

 

2

あと数年もすると、この街から緑はほとんどなくなってしまうのではと

心配になってくる。

 

 

 

松の木が高々とそびえるおおらかな風景が過去の遺産になる前に

何とかしないと、藤沢や鎌倉、逗子、葉山に

置いて行かれてしまいそう。

 

茅ヶ崎が好きだからこそ

いつまでも美しい街であってほしい。