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歯肉炎とは                       茅ヶ崎 歯科

茅ヶ崎東海岸の歯医者

タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

当院は開業当初から「予防」を柱とした歯科医院を目指しています。

 

4名の歯科衛生士とともに、

何故虫歯になったのか?

何故歯周病になったのか?

を常に考えて、治すだけではなく予防する。

同じことが何度も繰り返さないように原因を

考えた対応をしています。

 

しかし実際は日々試行錯誤の連続といえます。

 

 

 

そんな中

先週の木曜日、衛生士スタッフ4名と一緒に

私が企画に参加させていただいている

JCPG(日本臨床歯周療法集談会)の

清水雅雪先生の歯周基本治療の講習会に参加してきました。

 

テーマは主に患者様のモチベーション(動機づけ)の話。

 

そこで感じた事は

知識としては知っていても

実際にはできていない事がいかに多いかということでした。

 

「知っている」「できる」「やっている」

 

 「知っている」 をどうやって 「やっている」

に落とし込んでいくか。

当院の前に立ちはだかる長く高い壁です。

 

 

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図は清水先生が

セミナーで使われていた

歯肉炎の病巣を表したイラストです。

歯周苑炎になる前の軽度な状態ではありますが

 

注目したいのは、歯周病菌が

歯肉(歯ぐき)の中に入り込み

血管を 障害している事です。

 

歯磨きをして血が出るのは

歯肉が腫れるのは

 

こうして菌によって歯肉や血管が破壊されているからなのです。

 

もしこれが顔や手足など、皮膚で起きていたらどうでしょう。

一大事ですよね。

こんな恐ろしいことが成人の80パーセントの方の口の中で起こっている現実。

 

もっと起きている事柄を私たち自身が認識し

患者様に理解してもらう。

スタートはそこからだということは

予防の基本でありますが、

再認識した一日でした。