抜去歯 茅ヶ崎 歯医者
こんにちは
近所の梅の花が少しずつ咲いてきました。
まだまだ枝は蕾ばかりですが
ポップコーンのように今か今かと
弾けそうなまんまるな子たち。
もうすぐ春だ!
茅ケ崎市東海岸の歯医者
タニモト歯科クリニック
ポップコーン食べたいなぁ~歯科衛生士の太田です。
今回のテーマは「抜去歯」!
※抜いた歯の写真があるので苦手な方はご注意ください。
当院では抜いた歯を保存しています。
まず 磨きづらく役に立っていないため抜歯された
健全な親知らず
つるん としていてなんだか可愛いですね。
続いては 歯周病が重度に進行し
保存が難しく泣く泣く抜歯した奥歯
なんと…歯茎に埋まっている根っこの部分が真っ黒ですね。
皆さんこれがなんだと思います?
歯石?虫歯?食べかす?
これはすべて歯の根面に付着した歯周病菌なのです。
歯周病とは
歯の周りに歯周病菌がつき、
その触れている歯肉から感染が拡大し
歯を支える骨までも破壊してしまう感染病なのです。
この歯は何十年とかけて進行されたと考えられます。
歯周病菌は歯と歯茎の境目に棲家を作っています。
歯ブラシが届きますか?奥歯の?隅々まで?
痛みもなく、少しずつ、少しずつ、細菌は歯肉の裏で
増殖し、病原性を高め、己の免疫細胞戦い、
広がっていきます。
お口の中というと歯だけを見がちですが
歯肉も気にしてみてください。
赤く腫れていないか
触って血が出てこないか
健康な歯肉
病的な歯肉
分からなければ歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。
1本の歯でも大切な体の一部ですから
なくなるのは悲しいですよね。
抜歯した歯は私達 歯科衛生士の歯石除去の練習などに
役立てています。