マイクロスコープ活用法 茅ヶ崎 歯科
茅ヶ崎東海岸の歯医者
タニモト歯科クリニック院長の谷本です。
先週の金、土、日は広島で行われる臨床歯周病学会に
スタッフ全員で参加する予定でした。
しかし西日本豪雨の影響で、新幹線も運転見合わせとなり
参加する事ができませんでした。
そこで、知り合いの先生から誘っていただいた
マイクロスコープのセミナーに急遽参加することになりました。
「保険中心の一般的な歯科医院におけるマイクロスコープ活用法」
というテーマでロサンゼルスで開業されている、根管治療で有名な
清水藤太先生の講演です。
当院でも3年程前からマイクロスコープを診療に取り入れていますが
根管治療、特に奥歯で根管が曲がっていたり、複雑な形態をしている場合に
使う事が多く、非常に治療成績も向上いたしましたが、
すべての診療で活用できているわけではありません。
本セミナーでは、私のようなルーペでの診療メインで、マイクロスコープは
特別な時のみ使用している歯科医師が、いかに診療のほとんどをマイクロスコープを
使って行えるようになるか、をテーマにした内容でした。
明るく拡大した視野で治療を行えれば
治療の精度、スピードが向上する。
全ての診療でマイクロスコープを活用できるようになるには
多くの壁がありますが、そのヒントを沢山得られた
素晴らしいセミナーでした。
今まで、8倍の拡大鏡で見えていた世界から、さらにその向こうの
レベルの高い世界に行けるよう
日々訓練していきたいと思います。