ホワイトニング 茅ヶ崎 歯医者
こんにちは
茅ヶ崎 東海岸北の歯医者
タニモト歯科クリニック 衛生士の瀬川です
皆さんはご自分の歯の色が気になったことはありませんか?
私は今次の勉強会に向けてホワイトニングについて学んでいるので
簡単にご説明したいと思います
ホワイトニングは、
①薬剤が歯の表面についている薄い膜『ペリクル』を除去し
歯に浸透して表層および内部の着色物質を分解していく
②薬剤の影響で歯の表面の粗造化と、内部の結晶構造の変化が起こり
反射光と散乱光が増加する
という2つの作用により歯が白くなります
ペリクルとは獲得被膜とも呼ばれる0.1~1.0nm有機性の膜で、
歯の表面を保護しています
クリーニングやホワイトニングによって除去されたペリクルは唾液に接触すると
数分から数時間で再生しますが、ある程度の強度を得るには時間がかかります
そのためホワイトニング後は保護膜がない、もしくは弱い状態なので
酸性のもの、色の濃いものは口にするのを避けた方が良いのです
また表面の粗造化とは、歯の表面が少し粗くツルツルではなくなるという意味ですが、
ホワイトニングによって起こる変化は電子顕微鏡レベルのごく僅かなものなので
安全性については問題はないと言われています
ホワイトニングによってどれくらい歯が白くなるかは
着色の原因や度合いによって異なりますが