学校歯科医として思う事 茅ヶ崎 歯科
こんにちは 茅ヶ崎東海岸の予防歯科
タニモト歯科クリニック院長の谷本です
毎年6月4日から6月10日は歯と口の健康習慣です
茅ヶ崎でも歯科医師会が中心となって様々な
イベントが開催される予定ですが
学校の集団歯科検診も例年この時期に行われます
私は茅ヶ崎第一中学校と聖鳩幼稚園の校医をさせて頂いており
昨日は第一中学校の検診に行ってきました
400名近い生徒の口の中を診るのは
大変ではありますが、子供たちの健康のために
少しでも役に立てると思うと、やりがいも感じます
少し古いデータではありますが、歯科疾患実態調査によると
5~14歳の子供のDMF指数(虫歯や処置歯の数)は
この30年間で劇的に減少しています。
昨日検診した子供たちも、ほとんどの子に虫歯はなく
予防歯科やフッ素の普及が功を奏しているのだと思います。
一方、40代以降になるとDMF指数
は30年前とそれ程変わらない事もわかっています。
この原因は、歯周病や間違ったブラッシングにより
歯ぐきが下がり、歯の根元の虫歯(根面カリエス)が
多発しているからだと言われています。
昨日みた子供たちの中にも、虫歯はないけど
歯肉炎(歯周病の初期段階)
になっている子は沢山みられました。
生涯にわたってお口の健康を守るためにも
子供たちに伝える事はまだまだ沢山あると
感じる一日となりました。