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味覚を育てよう

 

茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

昨日朝の番組で気になったテーマをご紹介します。

最近の若者の間で、ワサビ離れが進んでいるのだとか。

原因は、気軽にサビ抜きを食べられるお店が増えたからなんだそうです。

ワサビやカラシが食べられると大人の仲間入りなんて感じていた

私の感性は遠い昔のお話となったようです。。。

 

味覚には、甘味・塩味・苦味・辛味・渋味があります。

もう一つ油味があるとこれまた昨日のラジオで聞きましたがここでは割愛。

この味覚は、もともと子供に備わっている物(甘味や塩味でしょう)もあれば、

成長していく段階で経験して獲得していくものもあります。

これが、すなわち 『食育』 という物で、我々歯科医療者が患者さんに

指導すべき内容の一つと考えており、当院でも積極的にお話しています。

 

年齢とともに徐々に獲得すべき味覚を育てるには、それ相応の経験が必要です。

小さい頃から、味の濃い食品に慣れてしまうと、繊細な味覚が育ちません。

何にでもマヨネーズや唐辛子などをかけてしまうのは要注意!

その他の繊細な味覚が育たずに、濃い味にしかおいしさを

感じることが出来なくなってしまった結果と考えるべきでしょう。

 

5つの味覚では言い表せない程、繊細でおいしい食べ物であふれる日本食。

お子さん達が、将来沢山のおいしい物に出会い、楽しめ、豊かな食生活を送れるか否かは

子供の頃からの食生活に大きく影響されます。

偏食はメタボリックシンドロームなど生活習慣病にも直結する話ですので、

栄養素に加え、味でもバランスのよい食生活を心がけたいものです。

 

ちなみに私個人の好物は、経験により獲得したものが多い気がします。

始めは苦いとしか思わなかったビールやコーヒーはもはや私の血液。。。

刺身もマグロよりも鰯や鯖が好き。 

くせのある山菜大好物。

臭ーいブルーチーズにパクチー最高。

ただの酒飲み?  

 

何事もバランスが大切ですね。。。

 

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ちなみに本日の勉強会は、院内感染対策Vol2。
安心・安全なクリニックを目指します。