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てんとう虫スタディーグループ 2010.3.18

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茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

昨日18日の木曜日は診療後、毎月1回、市谷で行われる

てんとう虫SGに参加してきました。

内容は

咬合を考える症例 田村先生

リウマチによる開閉口障害 湯田先生

大口式インプラントについて 村上先生

 

私達歯科医師が対象にしている頭頚部には、

沢山の筋肉が走行しています。

その中でも、かみ合わせに関与している「咀嚼筋」は

口周辺から頭や頚まで伸びているため、

咬みあわせが悪いと、

頭痛がしたり、肩こりがひどくなったり、顎が痛くなったり、姿勢が悪くなったり・・・

することが 「しばしば」 あります。

この因果関係は 「しばしば」 であり、「必ず」 ではない。

ここが臨床では非常に難しい!

我々歯科医師が、歯以外の全身の不具合にどこまで介入すべきかは

常に議論されてはいるものの、答えが見つからないテーマなのです。

 

昨日の田村先生や湯田先生の講演内容は、こういった全身と口腔の関わりを

示唆したテーマであり、高齢化社会を迎える今後はより一層

重要になると思います。

 

タニモト歯科クリニックではインプラントは取り入れていません。

勤務医時代には行っていたので、早く導入したい気持ちはありますが、

インプラントは、埋入だけでなく、その後のメンテナンスが非常に重要です。

責任ある治療を行うためにも、

歯科衛生士のスキルアップと、メンテナンスメニューの

態勢が整った段階で、導入していく予定です。