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癖と歯並び

IMG_0996.JPG茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

先週9日の第2金曜日は、院内勉強会の日。

ホワイトニングのセミナーに参加してきた

歯科衛生士の報告会と

「子供の習癖と歯並び」

と題して、受付のスタッフに発表をしてもらいました。

 

歯の色を気にされている患者さんが多いことに加え

ホワイトニングが世間に認知されてきた昨今、

当院でもたくさんの方がホワイトニングを希望されます。

白くきれいになった歯に満足していただくのはもちろんの事

口腔内に関心を持っていただくことは、

歯の健康にも直結しますので、

積極的に取り組んでおります。

 

「子供の習癖」と聞いて、皆さんは何が思い浮かぶでしょう?

指しゃぶり、舌突出癖、口呼吸、吸・咬唇癖、爪噛み、頬杖

口唇なめ、くいしばり、歯ぎしり・・・。

習癖の中には、放置しておくと歯並びに大きく影響するものも

少なくありません。

歯科医師、歯科衛生士が、お子さんの治療にあたる時にも

悪い癖がないか、さりげなく観察するのですが、

緊張している時には、なかなか普段の行動が出てこないもの。

そこで、キッズスペースで子供たちの世話をしたり

お母さん達と、待合室で話をする機会も多い

受付のスタッフに、こういった知識を持ってもらうことは

非常に大切なことと考え、発表をしてもらいました。

 

ちなみに、私が子どものころ

上にあげた癖の半分以上があてはまり

みごとに、習癖が影響した歯並びへ・・・。

結果、矯正治療をすることとなってしまった経験があります。。。

なるべく早く気づき、適切な対応ができれば

将来の苦労を回避できるかも・・・。

これこそが本当の 予防歯科でしょうか。