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knot (ノット)

       茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

何事にもスピードと効率化を求める時代。

少々違和感を覚えているのは私だけではないでしょう。

北海道から九州まで2000km程度のこの狭い国日本。

立ち止まって周りを良く見ると解決できる事が沢山あるのでは?

         ちょっと疲れているのかもしれません・・・(笑)

 

最近のマイブームは 3knot。

knot(ノット)とは速度を表す単位で、船や飛行機によく使われる単位ですね。

三浦半島の秋谷にある一風変わったイベントを開催しているアウトドアショップの名で、

 `さぼり` をキーワードに周辺地域で活動されているようです。http://www.3knot.com/about.html

子供が小さいので、まだイベントに参加した事はないのですがそのコンセプトが

非常に私好みなのです。

 

昨日、24日の日曜日はクリニック休診日。

ショップのホームページ等に出てくる写真を頼りに

家族4人でいざ秋谷へ。

道のり約5kmを4時間程かけてのんびり歩いてきました。

3knot = 約5.5km/h  なので1knot以下のかなりのんびりツアーです。 

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鮎の生息する前田川。

渓谷とまではいかないものの、期待以上の清らかな流れに癒されました。

丘陵斜面には、菜の花や梅が咲き、1月とは思えない光景が広がります。

春を先取りです。

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CIMG0547.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長者ヶ崎を丘の上から眺める。

車で走っているときには味わうことのできなかった

生命の伊吹を体いっぱい感じる事ができました。

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 診療がんばるぞー!

何事もメリハリが大切です。

 

 

 

 

 

再評価

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茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

クリニックもオープンしてはや5ヶ月。

スタッフも私も次第にこの地域で診療する事に慣れてきました。

通勤して、

朝礼をして、

午前の診療をして、

お昼ごはんをたべて、

午後の診療をして、

掃除をして、

岐路に着く。 

非日常だったとても新鮮なライフサイクルが

徐々に日常のルーチンワークへと移行してきた頃です。

免許取得後、車の運転にも慣れ、事故を起こしやすい危ない時期に似ているでしょうか?

 

一般企業は、企業価値や利益等、様々な物差しで常に

日常の仕事を客観的に評価しているのでしょうが、

院長1人にスタッフ数名の小さな町の歯医者さんでは

なかなか自分たちの仕事内容を客観的に評価する手段もなく

どんなことでも、時間がたつと慣れ、常識になってしまう怖さがあります。

 

意識的に自分たちの仕事を、なるべく客観的に評価する事を目的に

本日第三金曜日の院内ミーティングでは ‘クリニックの再評価‘

と題して、様々な視点から日々の仕事内容を振り返りました。

長年の慣習になる前に、悪習は変えないと後が大変です。

 

普段なかなか言えない事、気づかない事など

非常に活発な意見があり、またクリニックの向かう方向が見えたような気がする、

充実した会となりました。

プロ意識の高いスタッフと出会う事ができ、うれしく思う気持ち半分、

よく院長にそれだけ意見できるなーと、ドキドキする気持ち半分。

私が成長しなければ・・・。

 

 

焚き火のすすめ。

            CIMG0512.JPG茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

1月に入り、寒い日が続いていますね。

 

焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き。

一昔前のこの季節には垣根の曲がり角で普通に見られた風景ですが

現在ではほぼ絶滅したのでしょうか?

幼少の頃、庭で落ち葉を燃やして焼き芋を作った記憶があります。

家族で海水浴に行けば必ず焚き火をして、

釣った魚や潜って採った貝を焼いて食べました。

 (・・・一応横浜育ちです。よく北海道育ちだと間違われますが・・・)

学生時代、友人と釣りに行って寒くなると焚き火で暖を取りました。

そこらじゅうにある枯れ木を燃やして、人の背丈以上の炎を眺めながら

有り余るゆっくりと流れていた時間、他愛もない会話をして延々と過ごしました。

火は使い方を間違わなければ、人生を豊かにしてくれると思います。

 

 

CIMG0487.JPGのサムネール画像

 

CIMG0463.JPGのサムネール画像のサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は日曜日でクリニック休診日。

朝、庭の睡蓮鉢に氷がはっていました。

こう寒いと焚き火でもするか! と思い立ち

久々に三浦半島先端のお気に入りスポットへ行ってきました。

ここは、車で海の目の前まで行け、人も少ないため

ゆっくりと過ごすには最適の場所です。

冬の海は水も澄んでいて非常に気持ちが良いです。

 

息子がもう少し大きくなったら、

  火のおこし方を教えてあげよう。

  魚の釣り方を教えてあげよう。

  貝の採り方を教えてあげよう。

伝授したい事が山のようにありますが、

ちっちゃい赤手ガニに怯える我が息子にはまだまだ

荷が重いようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待合室改造計画 Vol.1

   DSCF0957a.JPG茅ヶ崎東海岸、タニモト歯科クリニック院長の谷本です。

 

本日クリニックの待合室にソファーが登場しました。

今まであった椅子3脚は、デンマークのデザイナー、

アルネ・ヤコブセンのセブンチェアーとアリンコチェアー。

開業前から欲しかった世界的ベストセラーの椅子で

座り心地もそれ程悪くなかったと思うのですが、

どうも評判が悪い。

おしりが痛い、座面が冷たい、荷物が置けない、子供が隣に座れない、

おしゃれなんだけど・・・・等々。

前にテーブルがあると落ち着くイスなので、元々は

ダイニング用として設計されたのでしょうか?

と言う事で、ソファー投入となったわけです。

 

ハンス・J ・ウェグナーのGE290 3シーターという

ソファーが欲しかったのですが、予算的に・・・。

ところが先日〇〇良品のインテリアコーナーに、似たようなソファーが!!!

 

 北欧インテリアブームのため、イ〇アを含め各ショップで

北欧ビンテージ風家具やミッドセンチュリー風家具が出回る昨今。

偽者が多く出回る状況を悲しんでいる方も大勢いると思います。

質感、存在感、所有する満足感は比べる由もありません。

長年使い込まれた椅子の木部は独特の艶、なんとも言えない飴色に熟成されます。

椅子に座りながら当時の文化や前オーナー、家具の歩んだ歴史に思いを馳せる。

傷一つにも歴史を感じます。  マニアックすぎますね(笑)

 

しかし、復刻版は本物に比べ値段も0一つ違いますし、正直助かる部分もあります。

ビンテージよりも使い勝手がよく、シートも洗濯可で病院向きですしね。

 

うちのクリニックも家具は本物と偽者が混在です。

でも治療は本物を追及していきます。

                                              こちらは本物fiblg124-2-thumb.jpg